e51m_7679.jpg


ふるさと納税で人気のお米。はじめてのふるさと納税は「お米」か「お肉」という人も多く、各メディアで「お米ランキング」「お肉ランキング」という記事をよくみます。ランキングの基準のほとんどはお米の量。キャンペーンなどの特例を除いて、今のところ1位は1万円の寄附で20kgのお米がもらえる自治体というのが定番となっていますね。

お米はほぼ毎日食べるものだからたしかにいくらあっても困らないはず……というわけでもなさそうですよ。ふるさと納税でお米を申込む際に気を付けたいことをまとめてみました。

スポンサーサイト


1.お米には賞味期限がある

そもそもお米の袋には「〇年度産」と書かれているのみで、賞味期限の記載はありません。腐るわけでもないし、虫さえわかなければかなり長い間保存ができるイメージがありますが、大量のお米を購入する我が家は、お米屋さんから「おいしいうちになるべく早く食べてね」と言われたことが何度かあります。

ちなみに「消費期限」と「賞味期限」はまったくの別物です。

消費期限」はお惣菜やお弁当、生めんなど劣化が早い食品が未開封の状態で、表示されている保存方法に従って保存したときに食べても安全な期限のこと。これを過ぎると、品質の劣化が進んでしまう(傷んだり腐ったりしてしまう)ので、日常生活でも消費期限が切れる前に食べなくてはと気にすることは多いですよね。

一方、「消味期限」は缶詰や袋菓子など基本的に常温で長期保存ができる食品を未開封の状態で、おいしく食べられる期限を表したものです。こちらは、多少過ぎてしまっても品質には問題ないので、賞費期限ほどは気にしない(というか忘れている)ことも多いのではないでしょうか。


http://sozaing.com/photo/%e7%a8%b2.html


お米は8月下旬から10月にかけて収穫したものを長期保存して、次の年の収穫まで食べ続けるので約1年もつことになります。そういう意味ではお米の「消費期限」はたしかに長いかもしれません。1年中、いつでもおいしいお米を買うことができるので、実際にお米の「消費期限」が問題になることは殆どありません。

でも、それはお米屋さんがお米(玄米)を最適の状態で保存して、出荷する直前に精米してくれるからいえること。お米自体は、精米した瞬間からどんどん「酸化」がすすんで味の劣化がはじまっています。いわゆる「古米臭」というのは、お米の酸化がすすんでしまったからついてしまうものなんですね。一般的には「お米は温度が高いと酸化が進み、湿度が高いとカビがつきやすくなる」といわれています。

また、保存方法によっては虫が発生してしまうこともあるため、一概に「賞味期限」を表記して「〇〇日以内なら美味しく召し上がれますよ」と表記はされていないけれど、お米(精米後の白米)は「生鮮食品」と呼んでも過言ではないというくらいデリケートなものなんだそうです。

ちなみにお米屋さんが推奨する「精米したお米をおいしく食べてもらうための目安」は、
・冬場 …精米月日から1~2ヶ月
・春・秋 …精米月日から3~4週間
・梅雨~夏 …精米月日から2~3週間
とのこと。本気でお米をおいしく食べてもらいたいと厳しいことを言ってくれるお米屋さんなら、消費期限の目安はもっと短い期間を言われることもあると思います。また、今は高気密住宅も多くなり、冬でも室度の高い家庭も増えてきているのでより注意が必要だと聞きます。

保管場所でおすすめは「季節を問わず温度や湿度が高くならないところに、密閉状態で保存できる」場所だそうで、ペットボトルにいれて冷蔵庫や床下収納などに保存する例があげられています。

5kgくらいのお米なら2Lのペットボトル2本におさまるのでなんとか冷蔵庫にも入りそうですが、それ以上となるとちょっと厳しいかもですね。床下収納も、はじめから設置されている戸建て住宅ならいいのですが(出し入れが大変だけど)、マンションなどでは不可能なので、けっこうハードル高いかも??

http://sozaing.com/photo/%e7%99%bd%e7%b1%b3.html




2.未開封だからといって過信は禁物

「でも、未開封なら長期保存できるんでしょ?」

以前は私もそう思っていました。でも、子どもが生まれる前(まだ夫婦二人の時)に「子どもが生まれたら忙しくなるだろうから」と、特売の時にお米を20kg購入したときに失敗した!と思いました。

当時は月に10kg食べ切るかどうかという消費量の我が家に、20kgのお米、さらに「産後だからおいしいご飯を食べなさい」と気を利かせてくれた実家から10kgのお米の差入れがあり、我が家には30kgのお米(すべて白米)のストックが。それでも、北側の涼しい部屋に置いておけば問題ないだろうと安心していたら、なんだかんだで最後のお米を開封するまでに4カ月くらいたってしまい、開封したとたんにぷーんと変な匂いがしてお米自体もなんだか粉をふいたような状態になっていて愕然しました。

ちょうと梅雨から夏にかけての時期だったこともいけなかったんだと思いますが、それを機に何軒かのお米屋さんに聞いたり、自分で調べたりして白米には賞味期限があること、お米の袋(密閉式ではないもの)には穴が開いているので、保存状態が悪ければ虫もつくし酸化も進むので、未開封だからと安心してはいけないことなどを知りました。

※スーパーなどでよくみかけるビニール製の米袋には穴があいています。これは「通気性のため」とも言われていますが、お米屋さんに聞くと、「積み上げた時に袋が破裂しないため」ために欠かせないものだそうです。

たとえ未開封であっても、開封したのと同じことと頭に入れておくだけでも保管方法に対する意識が変わってくるのではないでしょうか。 どうしても長期保存したいと追う場合は、真空密封保存してあるお米を選ぶのも一つの方法かもしれませんね。


http://sozaing.com/photo/%e3%81%94%e3%81%af%e3%82%93.html




3.お米の収穫時期は秋。配送時期を確認する

ふるさと納税でも、20kg、15kgと大量のお米を寄附のお礼に送ってくれる自治体が増えてきました。60kgと大量のお米を送っていただく場合は希望した月に分けて配送していただけるようですが、何カ所かの自治体に申込むと、新米が出回りはじめる頃に何10kgものお米が届いて困ったという話しも聞きます。

※「平成26年度産」と表記されている場合は昨年収獲したお米なので、申し込み時期に関わらず、一定の手続き期間後に送付してもらえます。

巷では「お米ランキング」などがどんどん発表されていますが、情報に惑わされず、せっかくご当地自慢のお米をいただけるのだから、申し込む前に

〇お米の発送時期
〇お米の発送状態(玄米・白米・密閉袋など)
〇家で一カ月に消費するお米の量
〇家での保存方法

を確認して、おいしいお米をおいしい状態でいただけるよう心がけたいものですね。ふるさと納税のベテランさん達は、お米の配送時期を考えて計画的に申し込んでいるようですよ。

ちなみにお米は玄米の方が劣化が少ないといいます。近所に精米所のある方や、家に精米機がある方は、玄米で申し込まれると安心かもしれませんね。


http://www.ashinari.com/2011/04/25-347132.php




4.大量のお米が届いてしまったら


すでに去年申し込んだ方で、大量のお米のストックを抱えていらっしゃる方もいらっしゃることと思います。又、複数の自治体に今年の分のお米を申込んでしまった、これから申込みたいという方も多いと思います。

災害時の備蓄品としてお米をストックすることは決して悪いことではありません。ただ、備蓄品にしろ、ふるさと納税のお礼にしろ、お米はお百姓さんが一生懸命手間をかけて育ててくれたものだから(小さい頃、お米を残すと目がつぶれると言われて育った世代です)、最後まで残さず美味しくいただきたいものですね。

そのためには、やっぱりおいしくいただくための工夫も必要になってくるのではないでしょうか。

ネットで「古米 炊き方」などで検索すれば、さまざまな解決方法が紹介されているので、ここではネットに出てくる裏技的方法以外で我が家で実施している方法を書きますね。

①精米機を使う

我が家では毎月30kgのお米を1~2回、玄米で注文してその都度自宅で精米しています。基本は5分~7分搗きの胚芽米でいただいていますが、噛めば噛むほど甘くてお米の風味がして美味しいですよ。お弁当を作らなくていい休日は玄米をいただいたり、ちょっとおかずが粗食すぎるかなーというときは白米にすると、我が家の子どもたちは「おおっ!?今日はピカピカご飯じゃん!!!」と、大喜び。

ちなみに精米後に出た米ぬかは、ぬか漬けに使えるだけでなく(生ぬかは風味が格別ですよ)、ぱらぱらと庭にまいておけばふっくらした土になるのでオーガニックの家庭菜園やバラ栽培に興味のある方におすすめだし、布袋に入れて米ぬか風呂を楽しんだり、炒ってパンやクッキー生地に混ぜたりと、正直なところ我が家ではほぼ毎日精米しているにも関わらず、米ぬかが足りないくらいです。

しかも同じお米でも、精米度によって体調や気分に合わせていろいろな味が楽しめるので、我が家では本当に重宝しています。ちなみに今、我が家で使っている精米機はこちら。


出産前にお米をダメにしてしまった時以来、お米は玄米で購入して家で精米しているので、こちらの精米機は2代目になります。(先代はツインバード社もので、精米機する時にお米を入れる金属製のカゴがすり切れてしまったので、買い替えました。)

山本電気はもともとはモーターを作っている会社で、これまた我が家で長年愛用している「フードプロセッサー」も山本電気製(しかも2代目)で、とにかくパワーが違います。さらに特筆すべきは、精米する時の摩擦熱をおさえ、お米のおいしさを最大限引き出してくれること。

もちろん玄米でなく、ちょっと古くなった白米でも「みがき機能」で精米したての状態のようにしてくれるので、時々実家で食べ切れずに古くなってしまったというお米を蘇らせてたりもしています。

3年前に私が購入した時は1万6千円くらいした記憶がありますが、今はアマゾンでも少し値下がりしてきましたね。気になる方は、チェックしてみてください。他メーカーで安いものなら7千円台からあるので、精米機も身近な家電になってきたのかもしれません。ものすごい数のレビューが寄せられているので、読むだけでも参考になると思いますよ。

②炊き方を変える

同じお米でも、炊飯器で炊くのと、土鍋で炊くのでは全然違います。他にも圧力鍋や無水鍋など、お米を炊く方法はいくらでもあります。

我が家では炊込みご飯は圧力鍋、夏の冷ご飯やおじやは土鍋(で炊くのが最高と思っていたのですが、不注意で土鍋を割ってしまって以来ご無沙汰しています)、ピラフはフライパン型の無水鍋と、メニュー(とその時の気分)次第で使い分けていますが、ふだん使いのいつものお米があっと驚くほど変わりますよ。

新米はどのような食べ方をしても美味しいものですが、たとえ虫やカビはつかなかったとしても、お米は古くなるにつれて色が悪くなったり香りが悪くなったりしてしまいます。それでも一回一回精米なんかしていられないわという時は、よーく研いだお米で、炊き方を変えて見るのも一つの方法。

クックパッドなどにもたくさんのレシピが紹介されているので、気楽にチャレンジしてみてください。気分転換にもなりますよ。……もちろん、一番いいのはお米の色や香りが変わってしまう前に食べ切ってしまうことですけどね。


http://www.ashinari.com/2014/11/29-392280.php?category=28




■ 最後に・・・

せっかくだから人気のお米を食べてみたい、どうぜ申し込むのならお得な自治体に申し込みたいという気持ちもわかります。でもでも、毎月40kg以上、いろいろな産地のお米を購入してみて思ったことは「どのお米もおいしい」ということ。産地によってけっこう味も食感も異なるので、同じ「こしひかり」でも九州産と新潟産では違うお米のよう……とまではいきませんが、「こんなに違うんだ」と素人の舌でもビックリします。

我が家では冬はもっちりしたお米が人気ですが、夏場はそれだと少し重いのでさっぱり目の食感のものが人気です。また、いろいろな味を楽しみたいということから、全国各地のお米を順に注文しています。(ネット通販でお世話になっています。)

「ゆめびりか」「ななつぼし」「おぼろづき」「きたくりん」(北海道)、「つがるロマン」(青森)、こしいぶき(新潟)、「能登ひかり」(石川)、「「ひのひかり」(九州地方)などその地方ならではのお米もおいしいし、「こしひかり」「あきたこまち」「ミルキークイーン」などの一般的なお米もおいしくいただいています。

たまに「前のお米の方がいい」等、好みの問題もあるようですが、そういう時は水加減や炊き方、浸水時間などの工夫でけっこう「あれ?こんなに美味しいんだ」と解決したりもするようです。


ふるさと納税でお得に大量のお米をゲットすることばかりに注目が集まっているようですが、一番大切なのはいただいたお米をおいしくいただくための心構えやちょっとした工夫ではないでしょうか。家に帰るまでが遠足ではないけれど、最後までおいしくいただくまでがふるさと納税だと思います。

それから、玄米で召し上がる方なら、農薬の少ない特別栽培米を選べばより安心ですね。

また、いただいたお米や特産品を機に、各地に伝わる郷土食(きりたんぽや五平餅、なれ寿司など)について調べてみるのも面白いと思いますよ。

ふるさと納税には、まだまだいろいろな楽しみ方がありそうですね。


(*´∀`*) この記事が少しでも面白かった、役に立ったと思っていただけたらポチッと応援していただけたらとっても嬉しいです。
下のバナーをクリックしていただくと、ランキング順位や他の地域情報ブログがご覧になれます。

にほんブログ村ランキングへ にほんブログ村 ランキングへ

⇒ 人気ブログランキングへ


スポンサーサイト



関連記事
 カテゴリ
  • このエントリーをはてなブックマークに追加


こんな記事も読まれています

人気【数量限定】「宍粟牛ロース(450g)+地酒セット」&「宍粟牛スライス詰め合わせ(800g)+地酒セット」などなど@兵庫県宍粟市の魅力を大紹介!宍粟牛に込められた熱い思いとは?
人気 「“ありがとう“の感謝のこもった特産品」@北海道福島町が本当にありがたかった!
人気 「ワイン豚挽き肉セット(1.5kg)(3kg)」@山梨県甲州市 5千円の寄附で1.5kg、1万円なら3kg分の挽き肉は最強?

最後までお読みいただきありがとうございました