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最後までお読みいただきありがとうございました


「元祖 鴨南ばん」@神奈川県湘南台は日本で初の鴨南蛮の店 青森の本鴨×江戸千住葱でこれぞ本物の味!

IMG_8041.jpg


このブログでは主に「ふるさと納税」に関する情報を発信していますが、我が地元・神奈川県の紹介(ふるさと自慢)や、ゆくゆくは実際に訪れた第2のふるさとの観光レポなども書いていきたいなぁと考えています。

そんな中、絶対に紹介したい!と思いつつなかなか記事にするチャンスのなかった「元祖 鴨南ばん 本家」というお店。なんとこちらのお店の初代・笹屋治兵衛が江戸時代(1810年頃)に鴨南蛮を考案したということで、今もその味を受け継いでいると知る人ぞ知る評判のお蕎麦屋さんなのです。江戸で考案された鴨南蛮がなぜ、湘南台に?とその由来とともにご紹介しますね。

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湘南台」という駅名は恐らく神奈川県でもそんなに知名度の高い方ではありません(多分)。名前の通り湘南方面にある駅なのですが、小田急江ノ島線の藤沢駅の隣駅にあたります。1999年に横浜市営地下鉄ブルーラインなど他線が乗り入れはじめた頃から急速に利用者が増え、周辺に慶応義塾大学・多摩大学・文教大学・日本大学の湘南キャンパスや、藤沢工科高校・湘南台高校・日本大学藤沢高校など多数の学校があることから学生の駅としても有名です。

「湘南台」という地名自体も比較的新しいので、「昔の六会(むつあい)や円行(えんぎょう)のあたり」と言った方がピンとくる方も多いかもしれません。そういうと、「あそこのどこが湘南なんだ!」とつっこまれてもなんの不思議もない、そんな場所に「湘南台」はあります。(ちなみに一部でブランド化している湘南という地名については、「自分が思う場所が湘南」というゆるーい定義があるようです。)

今回ご紹介する「元祖 鴨南蛮」は、この湘南台駅から直線距離で200mくらいでしょうか、駅から歩いて3分くらいのところにあります。

IMG_8032.jpg
大通り添いにひっそりと

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「元祖 鴨南ばん」という看板が


小雨が降っていた上に、iphoneで撮影したので画像がやや不鮮明ですが、「日本で鴨南蛮を初めて考案した由緒あるお蕎麦屋さん!!!」と意気込んでいくと、少し拍子抜けしてしまうくらいこじんまりとひかえめな店がまえです。隣には大きめのダイソーの店舗があるので、そっちの方が目印になるかも。

新しい建物ばかりの街並みの中に、そこだけタイムスリップしたかのような風情のある染め抜きののれん。大きな一枚板の看板には「日本橋馬喰町 元祖 鴨南ばん 本家」と書かれています。もともとは日本橋馬喰町にあった元祖のお店、しかも本家が一体なぜここに?と疑問が頭をよぎりますが、同時にお店のプライドというか気概のようなものを感じつつ、店内へ。

入口の格子戸はもちろん手動なので、カラカラと控えめに引き開けて中の様子を伺うと、ほわっと美味しそうな蕎麦汁の香りに包まれ、思わず「ただいま」と言いたくなるようなあたたかみがあります。


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お店の中もこじんまり

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さりげなく店内にも瓦があったりで、なんとも懐かしい雰囲気が漂っています



思いっきり古民家風とか民芸風とかそこまではいきませんが、大正から昭和を思わせる作りのところどころに由緒ありげな小物がさりげなく置かれていたりして、できることならば一つ一つをじっくり見たいところですが、先客もいらっしゃる中そうもいきません。

小上がりの座敷とテーブル席があり、奥に厨房がみえます。昼時を過ぎていたにも関わらずなじみ客らしき2人組さん方がビール片手に会話を交わしている以外は店内は静かで、ここだけゆったりとした時間が流れているかのようです。奥から女性の店員さんが注文を聞きにきてくれました。お品書きには「温かいお蕎麦」「冷たいお蕎麦」「ご飯もの」「鴨づくし(鴨料理)」「御料理」「甘味」となっています。

鴨を使った蕎麦も「治兵衛の鴨南ばん(本鴨) 1400円」「鴨南ばん(合鴨) 950円」「鴨せいろ 950円」3種類がありますが、ここは迷わず初代から200年受け継いでいる味という「治兵衛の鴨南ばん(本鴨)」を頼みます。

テーブルのお品書きには「鴨南ばんと鴨せいろの由来」が書かれたもページがあります。お店のホームページにも同じものがありましたので、そちらから抜粋してご紹介したいと思います。

・・・・・

「鴨南ばん」の歩みは江戸時代文化年間(1810年頃)、日本橋馬喰町の鞍掛橋のたもとで始まります。
初代「笹屋治兵衛」は長崎の「南蛮煮」をもとに「鴨南ばん」を考案したところ、たちまち江戸中の評判となり「鴨南ばん」は店の愛称としても親しまれるようになりました。
しかし、治兵衛は後継者に恵まれず「伊勢屋藤七」を2代目として迎えます。山崎叡山が1885年(安政2年)正月80歳で著した「蕎麦道中記」隻六蕎麦案戯書で江戸の名店11選として多くの文献や番付表に紹介されています。藤七は鴨が渡って来ない夏の時期は穴子を使った料理なども出していました。

明治の中頃から藤七の子の「川辺藤吉」が店名を「元祖鴨南ばん」として3代目になりましたが、東京の大半を焼く関東大震災(大正12年)の大火事で店も消失してしまいます。

引用元:鴨南ばんと鴨せいろの由来|神奈川県藤沢市湘南台にある元祖 鴨南ばん 本家



一旦は関東大震災で店をなくしてしまった「鴨南ばん」「ですが、その伝統の味を守りたいと弟子たちが奔走して店を再建します。各地に支店ができるほど繁盛したため、5代目の時に本家をつけ「元祖 鴨南ばん 本家」という店名になったのだそう。

その後も紆余曲折を経て、江戸(東京)の街並みの変化によって6代目の時にこの湘南台に移転してきたとのこと。そして今、店を守るのが8代目の店主なのだとか。もともとは分家として1983年からこの地で開業していたようですが、その後本家を受け継いだのだとか。さまざまな流れの中で、由緒正しき「鴨南ばん」の本家の味が江戸を離れ、この湘南の地で200年余り続く伝統の味を守り続けているということが自体になんともありがたいような不思議なご縁を感じる次第です。


謎がとけたところで、今度は鴨南蛮の誕生秘話にうつります。

当時、馬喰町1丁目の鞍掛橋のたもとにあった高級蕎麦屋「笹屋」。初代の治兵衛さんが当時の主流だったかけそばに「鴨肉と葱を入れてみよう」と思いついたのだそう。

当時はそば1杯が16文(約300円)くらいだったようで、それにさっと湯通しした貝柱を散らせた「あられそば」、「天婦羅そば」、浅草海苔もんだものを桜の花びらにみたてて散らした「花巻そば」、玉子焼きやしいたけ、鶏肉などを乗せた「しっぽくそば」など工夫を凝らしていたようですが、そこに脂ののった本鴨の登場ですから、たちまち江戸っ子たちの間で評判になったというのも想像に難くありませんね。

しかも治兵衛さん、鴨の美味しさを最大限に引き出すために、使用するのは「真鴨肉三枚」と「たたき骨二本」に「江戸千住葱」という徹底ぶり。鴨を余すことなく丸ごと1羽使い切るなんざぁ粋だねぇ。……なんて期待感の高まった頃に、「治兵衛の鴨南ばん」の登場です。



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当時と同じ、朱塗りの蓋付きでの登場です。うーん、粋だねぇ

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これぞ治兵衛の元祖 鴨南ばん!



蓋をとると、もう思わずお腹が鳴ってしまいそうないい香り。昔ながらの鰹のきいた濃いめの醤油だしの香りと柚子の香りに、思わずごくり。では、いただきます。

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コシのある細めの麺をツルツルと

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旨味がぎゅっと詰まった厚みのある鴨肉

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きれいに身をそいだ中骨

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一見、軟骨のように見えるけれど形状からすると首の骨かも?


いやあ、本当に美味しい!実はそれまで鴨南蛮というのは脂っぽいイメージが強くてあまり注文したことがなかったのですが、本鴨だからなんでしょうか。全然臭みもなく、身の締まった肉はある意味本当に堅いのですが、噛み切れないというゴムのような堅さではありません。

一口噛むと肉汁がジュワッと口の中に拡がって、「旨い肉とはかくなるものか」と思わず納得してしまうような歯ごたえと旨味があります。火の通りはやや赤い血が残る程度で、これがまた堅すぎず、かといって肉々しすぎないほどよい旨味を引きだしているのかもしれません。野性味あふれる美味しさです。

使用しているのは青森県の本鴨だそうですよ。渡り鳥である本鴨は冬に日本にやってくるため、はじめは「治兵衛の鴨南ばん」は冬にしか食べられなかった冬季限定のメニューだったそうです。なんとか冬以外にも食べられるようにしたいということで、宮城県産の合鴨を使った「鴨南ばん」が生まれたそうです。私は鴨というと、「鴨とりごんべえ」という民話を連想してしまいますが、これも東北地方のお話しなのかもしれませんね。ごんべえさんが獲った鴨を、治兵衛さんが蕎麦にした……なんて考えると楽しいですね。

説明書きでは治兵衛さんが「鴨肉3枚」を入れたとありましたが、実際には5枚(5個?)ありました。もしかしたら3枚におろした鴨肉を食べやすいよう一口大に切って入れてあるということでしょうか?さすがに鳥をさばいたことはないので、3枚におろすというのが正しいかどうかもわかりませんが……。

中骨は見た目は細いのですが、めっちゃくちゃ堅かったです。いや、実際に食べたわけではなく、どんな感じかなぁをちょっとかじってみただけなんですが、まったく歯が立ちませんでした。鶏の軟骨だったら楽勝のはずなんですが、さすが鴨。


焼きネギもキュッキュっとした歯ごたえと甘みがまたたまらない美味しさで、しっかりめの出汁と鴨肉と蕎麦とネギ。この絶妙加減が江戸っ子たちの間でまたたく間に評判になったのもそりゃあそうでしょうとうなずけます。

そうそう、千住葱(せんじゅねぎ)というのは千住(せんじゅ=東京都足立区)に江戸時代から続くネギしか扱わない市場があることに由来するそうです。江戸時代から千住地区では良質な葱が収獲できたということなのですが産地は千住だけではなく、白い部分を食する関東地方の好みに合わせて改良された葱全体をさすとのこと。

その良質の千住葱が日本で唯一の葱専門市場に集められ、「葱商(ねぎしょう)」の目利きのもと「千住葱」として出回るそうで、一般的に出回るネギは白い部分が多ければ多いほど好まれる傾向にありますが、味重視の千住葱はしっかり光合成をして健康に育っていることも条件の一つになっているため、青い部分もしっかりとあり、白い部分は太く巻きが多いのが特徴だそうです。

食通として知られる作家の池波正太郎さんがこよなく愛したことでも有名で、一流の料理屋がこぞって用いる極上の葱ともいわれているそうですよ。たしかに甘くとろけるような焼きネギは格別でした。

最後はそば湯をいただいて、しめくくり。体の芯からあたたまり、身も心もポッカポカになりました。

一度は蕎麦通を気取って、蕎麦屋で一杯やるのが夢な私。その時は、必ずやこのお店ののれんをくぐろうと思います。でも、その前にもう一度治兵衛さんの鴨南ばんが食べたいかも。ああ、でもでも合鴨を使った普通の鴨南ばんも気になるなぁ。

お近くまでお越しの方は、ぜひ。




「元祖 鴨南蛮」はココ!
神奈川県藤沢市湘南台2-22-17



■ 元祖 鴨南ばん 本家
神奈川県藤沢市湘南台2-22-17
TEL:0466-45-5033
■ ホームページ
http://www.kamonan.biz/
■ 営業時間 11:00~20:30
■ 定休日 木曜日
■ 駐車場 あり(4台)


ちなみにふるさと納税で鴨肉をいただける自治体もあるので、いつかそちらもご紹介したいと思います。

(*´∀`*) この記事が「面白かった」「「鴨南蛮の魅力にゴクリときた方」というに、これからも応援&記事をシェアしていただけたらとっても嬉しいです。
日本にはまだまだ知られざる地方の名店がたくさんある!……そう考えるだけで、なんだかわくわくしてしちゃいますね。ぜひ、あなたの町の自慢のお店を教えてください。

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最後までお読みいただきありがとうございました


コメント (2)

Re: 鴨南蛮^^

> つっちーさま

ここの鴨南蛮、ちょっとお高いけれど本当に美味しいんですよー。

でも、よくよく考えたら本鴨の本場の青森には負けずに美味しい鴨南蛮とか鴨料理がありそうですね。

それまで本当に美味しい鴨の味を知らなかった私ですが、これから新しい世界が開けるかも^^


ぷく URL 2015-03-03 21:18

鴨南蛮^^

おいしそう~ おいしそう~ 食べたーい!!!
途中の写真がヤバイですね じゅるぅうううう. (。・ρ・)
歴史背景も含めて詳細に書かれる内容がいつも素晴らしいですね!
つっちー URL 2015-03-03 18:42

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