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またまた間があいてしまってすみません。仕事に家事に子どもたちの学校にと連日アワアワしておりますが、毎日元気においしくご飯をいただいております(*´∀`*)

さて、本日6月16日は和菓子の日。最近はいろいろな語呂合わせ的な「〇〇の日」というのが多いようですが、この和菓子の日の歴史は、な、な、なんと今から1167年前の西暦848年までさかのぼるという由緒正しい記念日です。

時は嘉祥元年、平安時代も中期のこと。国内に疫病が蔓延したのを案じた仁明天皇が、6月16日に16個の餅を供えて疫病を払い福を招く祈願をしたところたちどころにご利益があったことから、以来、嘉祥祝いの行事として江戸時代まで毎年行われるようになったのだとか。

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そんなこともあって、ふるさと納税でいただける和菓子を調べてみたら、歴史ある和菓子が見つかりました。普通、和菓子の老舗といえば古くても江戸時代からのものが多いと思うのですが、それは日本で砂糖が作られるようになったのが江戸時代からだから。(砂糖自体は遣唐使が活躍していた頃に日本に伝わったようですが、ごく一部の上流階級の人が薬として使用できるというとても貴重なものでした。)

けれども、今回ご紹介する「綾部のぼたもち」の起源は源頼朝の時代までさかのぼります。
1189年、奥州征伐で活躍した綾部四郎大夫通俊(あやべしろうだゆうみちとし)が帰郷した際、勝ち戦を祝って村人たちが餅を振る舞ったのが起源で、この餅を食べると極めて幸せになれるという非常に縁起のいいお餅だそうですよ。

ぼたもちといえば春のお彼岸にいただく(お供えする)イメージがありますが、綾部のぼたもちはお供え餅ではなく、祝い餅だったのですね。当時は砂糖がまだ一般に普及していなかったので、味噌をみりんで甘辛くした特製タレで食べたのではないかという説が有力ですが、佐藤が普及した江戸後期からは、小豆を甘く煮た餡をからめたいわゆる“あんころもち”の形状で遠路はるばるやって来た参拝者に喜ばれていたようです。


ちなみにこちらの綾部神社には「旗上げ神事」と呼ばれる旗のなびき具合で風雨の襲来や農産物の豊凶を占う日本最古の天気予報が伝わるそうで、農作業の合間を縫って各地から豊作を祈ってお参りにやってくるとのこと。今でも1000年以上伝わる昔ながらの方法で町の人たちが旗につける縄をない、子どもたちが神輿をかついで旗上げ神事を行っているそうです。

誰にとっても故郷の祭りには格別な思いがあるものだと思いますが、こんな風に先祖代々ありがたく祀ってきた神様が生活に根ざしているということ自体がそのような経験のない私にはなんだかうらやましいです。

今では一年中いつでも購入することのできる綾部のぼたもちですが、以前はみやき町の夏の風物詩ともいえるこの旗上げ神事の時だけ参道で売られていたというぼたもち。参道にはぼたもちだけでなく、干し鱈(たら)と豆腐を煮つけた郷土食を出す店が立ち並び、参拝客は地元の名物料理に舌鼓を打ち、ぼたもちを土産に持ち帰ったのだとか。

http://www.miyakikankou.jp/main/55.html

綾部神社旗上げ神事 みやきsanpo みやき町観光協会 佐賀県みやき町 via kwout

旗上げから旗を降ろすまでの72日間、綾部神社では豊作や人々の幸せを祈願し
朝と夕方に揚げた旗を見て気象観測を行うそうです


第二次世界大戦の食糧難を機に十数軒あったというぼたもち屋は姿を消し、今では戦後に復活した泉屋・喜久屋・橋本屋の3店が残るのみだとか。しかも通年、このぼたもちを食べられるようになったのは1988年。泉屋の店主のご主人・井上光好さんが勤めていた会社を定年退職してからのことだそうで、それまでは本当に年に1度しか食べることの出来なかった貴重なぼたもちだったようです。

3店とも注文してから餅を一口大に丸めて餡をからめるまでの手仕事は共通しているけれど、店によって味や風味が異なるのはそれぞれの店ならではの絶妙な塩加減や練り上げ方によるもの。餡の材料は昔ながらの小豆と砂糖と塩だけなので、小豆を炊き始めてから砂糖や塩を加えて餡を練り上げるまでの火加減は、長年の経験による直観的なもの。

今でこそ練る作業は機械が行うそうですが、出来上がりを左右する火加減は熟練した餡職人(とは言わないかもしれないけれど)の目で判断するそうです。

以前、テレビで吉祥寺(東京)の有名な羊羹屋さんの紹介をしていましたが、毎朝餡を練るのはおばあちゃんの手仕事で、「これだけは母にかなわない」と笑う店主らしき男性の言葉がとても印象的でした。私もたまに小豆から餡を作りますが、弱火で少しずつ煮詰めながら、餡をすくうとヘラからぽてっと落ちる程度の固さ加減を見極めるのがなかなか難しくて(餡は熱い時はドロドロで冷えると固まるので、冷えた時の固さを想像しながら火からおろすタイミングを見極めなければなりません)、柔らかすぎたり固すぎたりなんてちょっちゅうです。(T-T)

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近所のおはぎ作りの名人のおばあちゃんに伺うと、「その日の気温や湿度、その年の小豆の出来によって加減を変えないといけないから、こればっかりは勘だけが頼り」とのこと。いつか上手に餡を炊けるようになりたいと思いつつ、友人宅の近所に「小売します」と書かれた餡工場を見つけてしまい、とーーーっても気になっている私です。やっぱり一度は食してみたいプロの味!ですね。

そして火加減と同じくらい出来上がりを左右するのが塩加減。私の通っていた小学校では開校記念日に紅白まんじゅうが配られ、毎年、「甘くて美味しい餡には砂糖だけでなく、塩も入っているのをみなさんは知っていますか?甘い味を出すためには砂糖だけではダメなのです。そこに辛い塩が加わることで、はじめてあの美味しい甘さが生まれるのです。みなさんも学校生活を送る中で、嬉しいことだけでなく、いやなこと、辛いこともあるでしょう云々」という話を聞いて育ちました。

そうです、コクと深みのある甘さを出すためには砂糖だけではダメなのです。家庭で作る量なら塩一つまみで味わいが素人の舌にもわかるくらい変わります。

クチコミなどを見ると、綾部のぼたもちの3店はいずれもしっかり甘さを感じる(つまり塩の効いている)昔ながらの手作り餡の味、けれど3点とも異なる味わいのようで、ますます気になります。

綾部のぼたもちは橋本屋がイチバンだよ! おもちがやぁ~らかくて あんこの甘さにほんのり塩気が コーヒーに合うんでつ~!!

引用元:綾部のぼたもち - Twitter検索


綾部神社の入り口にあるぼた餅屋さん喜久屋。注文を受けてから、餅を千切り、アンコを盛ってでてくるので、餅のシットリ感は絶妙です。多少甘めですが、おばあちゃんが作る懐かしいアンコの味がして、香ばしいお茶をズズっとすすり、ぼた餅をかじると嬉しさが込上げてくる、そんなぼた餅です。

引用元:口コミ一覧 : 喜久屋[食べログ]


中原の綾部神社の”ぼたもち”、これは美味い。こしあんの”ぼたもち”。
私は、綾部の”ぼたもち”が美味いと思う。手作りで作り上げた、”綾部のぼたもち”。
肥前は、砂糖文化を日本中へ伝えた原点。その中で生まれた、”綾部のぼたもち”。

引用元:綾部 ぼたもち - Twitter検索



同じ材料を使っているはずなのに、不思議ですよね。シンプルだからこそごまかしがきかないとでもいうのでしょうか、長年地元で愛されてきた味だからこそ、3つの味を存分に食べてもらおうということで生まれたのがみやき町のふるさと納税のお礼の品。

ふるさと納税でみやき町に1万円の寄附をすると、泉屋・橋本屋・喜久屋のどこでも使える綾部のぼたもち10個分の引換券が3枚(30個分)、2万円の寄附で引換券6枚(60個分)がいただけるのです。

綾部のぼたもちはどれも添加物は一切使用していないため、「生もの」扱いで賞味期限は作った当日のみとなっています。つまり、作ったその日のうちに食べないといけないので、「発送不可」となっているのですね。まさに現地でしか味わえない作りたての味。

もちろん買った当日中に冷凍すれば、自然解凍でその後の美味しくいただけるそうなので(でもお祭りの時などは集まったみんなでワイワイ食べるのであっという間に何十個ものぼたもちがなくなってしまうのだとか)、万一食べ切れなくても安心ですね。かつて綾部神社にお参りにきた人たちのようにお土産にしても喜ばれそう。

また、綾部神社だけでも7月15日には旗上げ神事、9月中旬には行列浮立・奉納相撲・旗降ろしなどさまざまな行事が催され、参道には多数の出店が並んで多くの観客や参拝者でにぎわうそうで、甲冑を身につけたみなさんによる武者行列も行われます。この武者行列では、なんと綾部四郎太夫通俊の凱旋を祝ってふるまわれたぼたもちを再現したものがふるまわれるそうですよ。

このようなイベントに合わせてみやき町を訪れるのもよし、逆に人出を避けて普段のみやき町を訪れるのもよし、好みに合わせていろいろな楽しみ方ができそうですね。

残念ながらみやき町まで行くのは無理そうという方には、「忘れられない、とまらない 六田旭豆」「3割バッターの黒糖どら焼き」「いつでも、どこでも 缶でボローニャ」「福岡のド真ん中で磨いた芳醇な味と香り- 自家焙煎珈琲」といった、ユニークなネーミングの特産品が用意されています。それにしても「3割バッターの黒糖どら焼き」って、どういう意味なんでしょう?商品説明には「すねたくなるほど幸せな味」とあって、ますます気になります。「すねたくなるほど幸せな味」をご存知の方がいらしたらぜひ教えてください!!

もちろん佐賀牛やお米、野菜のセットからうなぎ(かば焼き・味噌焼き)、陶器にゴルフ場利用券などもありますよ。中にはお墓の草むしりや空からみやき町を楽しめる小型機による遊覧まで、とにかく町の魅力をたっぷり楽しんでもらおうという町をあげての意気込みが伝わって、見ているだけで楽しいですよ。

みやけ町への5千円のふるさと納税からお礼の品をいただけるので、興味のある方は一度チェックしてみてくださいね。

綾部神社はココ!
みやき町大字原古賀2338



■ みやき町のホームページはこちら
■ みやき町のふるさと納税のお礼の品一覧はこちら(ふるさとチョイス)
■ 綾部のぼたもち
※お店に直接取りに行っていただける方に限ります【発送不可】
名物の綾部のぼたもち
10 個分の引換券を3枚(又は6枚)お届けします。泉屋・喜久屋・橋本屋の3店で利用できる共通券です。ぜひ食べに来てください。
■ 提供 … 泉屋・喜久屋・橋本屋
■ 寄付金額 … 1万円、又は2万円~
■ 申し込み … ふるさとチョイス専用ページ
■ 支払方法 … ゆうちょ銀行、クレジット(Yahoo!公金)



ちなみのみやき町の綾部のぼたもちは、世界遺産ならぬ「世間遺産」に認定されているそうですよ。認定書には、「あなたは日頃のたゆまぬ郷土愛と好奇心により 地道な活動ばしよんさっけん さが世間遺産に認定したばんた!」と書かれています。すごいなぁ、佐賀。いいなぁ、サガテレビ。


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